町田市で会社設立に関するご相談先をお探しなら【こぐれ会計】へ~e-Taxの利用を始めるには~
会社を設立すると、国税や地方税で様々な手続きが必要です。
それぞれの窓口で手続きすることも可能ですが、国税電子申告・納税システム(以下e-Taxという)や地方税ポータルシステム(以下eLTAXという)を利用して行うこともできます。
e-Taxは、納税者の国税に関する各種手続きがインターネット利用して電子的に行うことができるシステムです。
令和5年度は約86%の法人がe-Taxを利用して法人税の申告を行っており、申告以外でも利用する機会は多くあります。
今回はe-Taxを利用してできることとその利用開始方法について説明します。
e-Taxでできること
- 国税(所轄税務署)への申告・申請
法人開設届や確定申告、また異動届など国税に関する各種手続きが税務署へ行くことなく(e-Taxメンテナンス時間を除いて)いつでも自宅から申請・申告することができます。
また、地方税についてはeLTAXを利用して各種手続きが可能です。 - 納税
ダイレクト納付やインターネットバンキング、クレジットカード、ATMなど様々な納付方法からご自身が希望する方法を選び、金融機関等の窓口に行くことなく納税することができます。 - 届出や申告の情報確認
確定申告に係る所得税関係・消費税関係の届出状況を確認することができます。
また申告に必要なお知らせなど税務署からのメッセージも届きます。 - 過去にe-Taxで申告した内容の確認・PDF化
e-Taxで申告したものであれば、過去に電子申告した手続きをPDFとして出力することが可能です。PDFには受付番号や受付日時等の記載があります。
ただし、新しい利用者識別番号番号を重ねて取得した場合、過去に申告・申請した内容を確認することはできません。
もし新しく番号を取得してしまい、過去の利用者識別番号で提出した内容を確認したい場合には、税務署の窓口で申告書等閲覧サービスを利用してください。
e-Taxの利用開始手続き
e-Taxを利用して各種手続きを行うためには、まず利用者識別番号の取得が必要です。
利用者識別番号の取得方法は主に2通りです。
① 税務署の窓口で電子申告・納税等開始(変更等)届出書を提出する
② e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナーで届出を作成の上、e-Taxに提出する
➦e-Tax開始届出書はこちらから
e-Taxで行う②場合、利用を始める法人の登記情報と電話番号等をガイドに従って入力をしていくと利用者識別番号をすぐに取得することができます。
難しくはないので誰でも始めることはできると思います。
ただし、税理士と顧問契約をしている、もしくはしていた場合、すでに取得済みであるケースが多くあります。
過去の手続きを確認できるよう、新しく取得するのではなく、取得済みの利用者識別番号がないか税理士に聞いてみてください。
紛失されている場合は再発行することも可能です。
これからe-Taxの利用を開始する場合においては、税理士と契約する予定がある場合は法人設立後の手続きと合わせて取得を依頼してもよいでしょう。
弊所では会社設立からその後の国税・地方税に関する届出まで承っております。
会社設立をお考えの方は【こぐれ会計】へご相談ください。